モアイです。
賃貸物件を借りる時、しっかり交渉すれば初期費用を10万円以上下げられますよ!
ちゃんと知識をつけておかないと、必ずと言っていいほどぼったくられますよ!
★この記事のポイント★
賃貸物件の初期費用を安くするための交渉項目の解説!
- 請求されたら絶対に拒否すべき項目
- 特に金額を下げやすい項目
- 交渉の余地がある項目
今回は、このようなテーマでお送りいたします。
住宅にかかるお金は人生の3大支出の一つ!しっかり知識をつけて、お金を守っていきましょう!
- 賃貸物件の初期費用って高い💦
- そもそもどこを交渉できるのかわからない……
- どうやったら初期費用を安く抑えられるんだろう?
と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
この記事は、リベラルアーツ大学「両 学長」が配信している動画を、より多くの方に知ってもらうため文章にしたものです。(記事の構造上、元の動画と構成や表現が少し異なります)
賃貸業界の仕組みと良い業者の見つけ方についてもまとめています。
モアイです。 賃貸物件を借りる前に、賃貸業界の仕組みと良い業者の見つけ方を知りましょう! ねこさん 賃貸業界ってごちゃごちゃしてて難しい…… いぬさん めんどくさいし、大手にお任せで良いんじゃな[…]
お得に賃貸契約をする具体的な手順と注意事項についてもまとめています。
モアイです。 賃貸物件を借りる時、適当に申し込んで初期費用が高くついてないですか? ねこさん だって賃貸契約って手間だから、一社にお任せだよ いぬさん どの仲介業者でも結局同じ物件を借りられるわ[…]
両 学長は、お金にまつわる基礎教養(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う の5つの力)や人間力など、のびのびと自由で豊かな人生を生きるために必要な知識を配信しています。
有料級の情報を、日々発信してくれているので、ぜひチャンネル登録してください!
記事の最後に、元動画も貼っていますよ!
賃貸物件の初期費用を安く抑える!交渉できる項目を知る!
まず、賃貸物件の初期費用を安く抑えるために、交渉できる項目を知りましょう!
ポイントはこの3つ!
賃貸物件の初期費用を安く抑えるために、交渉できる項目を知る!のポイント
- 請求されたら絶対に拒否すべき項目
- 特に金額を下げやすい項目
- 交渉の余地がある項目
詳しく解説していきます。
請求されたら絶対に拒否すべき項目
請求されたら絶対に拒否すべき項目は以下の通りです。
- 書類作成費
- 簡易消火器
- 害虫駆除費・抗菌・室内消毒
- 安心入居サポート
これらの項目は、契約に不要ですが業者が売り上げを上げるための費用です。
詳しくみていきましょう。
もしこれらの費用が「強制」だと言われたら、以下のように対応しましょう。
- こういう業者はこちらからお断りする
- 「これらの項目が『強制』であるということについて録音するので、もう一度お願いします」「専門家に確認・相談します」とけん制する
オススメは①です。
そのような業者と付き合い続けること自体リスクがあり、時間の無駄です。早めに縁を切り、別の業者を当たりましょう。
どうしてもその業者も候補に入れなければいけない場合は、②のようにけん制し、実際に録音しましょう。
書類作成費
書類作成費は不要なので、拒否しましょう。
仲介業者が請求していい手数料は、「仲介手数料」のみです。
簡易消火器
簡易消火器は不要なので、拒否しましょう。
簡易消火器は、家主が負担すべきものです。
入居者に負担をさせるのは間違いです。
害虫駆除費・抗菌・室内消毒
害虫駆除費・抗菌・室内消毒などは不要なので、拒否しましょう。
これは業者のお小遣いです。
「虫がわかないように業務用の薬剤で消毒しますー^^」等と言いますが、実態としては何もしていません。
せいぜい消臭スプレーをシュッと吹きかけて終わり。
安心入居サポート
安心入居サポートなどの類は不要なので、拒否しましょう。
入居者に必要な室内の安心は、全て火災保険で対応するものです。
特に金額を下げやすい項目
特に金額を下げやすい項目は以下の通りです。
- 仲介手数料
- 火災保険
これらの項目は、仲介業者や管理会社がぼったくっている可能性が高いです。
詳しくみていきましょう。
仲介手数料
仲介業者が取っていい仲介手数料は、「家主と入居者を合わせて家賃の1か月分まで」です。
仲介業者というのは、入居者だけでなく家主からも仲介手数料をもらっています。
そしてその金額は、「家主と入居者を合わせて家賃の1か月分まで」と宅地建物取引業法46条で定められています。
さらに、入居者から取っていい仲介手数料は「0.5か月分まで」という判例が出ています。
入居者の同意がない限りは、これを超えて請求することはできません。
今は市場競争の原理が働き、「仲介手数料0円」という業者も多く存在しています。
わざわざ高い手数料を請求してくる業者を使う理由はありません。
共益費などは含まれませんので、注意深く金額を確認しましょう!
火災保険
火災保険は、入居者に会社や補償内容を選択する自由があります。
そもそも、火災保険には加入義務はありません。
しかし、実際に火災や水没を発生させてしまった時の場合を想定して、入居の条件として火災保険への加入が明記されることもあります。
問題は、仲介業者がぼったくりの火災保険を強制加入させようとしてくる場合です。
目安として、「2年で2万円」を超える金額の火災保険は、ぼったくりと見なしていいでしょう。
これらには入る必要はありませんので、強気で交渉しましょう。
交渉の余地がある項目
交渉の余地がある項目は以下の通りです。
- 賃料・共益費
- 敷金・礼金
- ハウスクリーニング
- 鍵交換代
- 保証会社加入料
これらの項目は、本来の交渉となる項目です。
詳しくみていきましょう。
賃料・共益費
賃料・共益費は、交渉の余地があります。
仲介業者ではなく、家主への交渉となる部分です。
ポイントは、「交渉できたら借りるよ」と借りる意思を示すことです。
「交渉できたら検討します」という曖昧な姿勢では、家主も本気で交渉する気にはなりません。
なので、交渉が出来たら契約を申し込むという意思を明らかにしましょう。
具体的には、このような交渉です。
- 「家賃を1か月サービス」か「賃料を3,000円安く」してもらえませんか?
- どちらかにしていただければ、申し込みます
なお、この交渉は仲介業者の担当者を挟んで行うこととなります。
もし、「交渉したいんですけど」と依頼をして、その場で仲介業者の担当者が「無理です」と言った場合には、すぐに担当者・会社を変えましょう。
これは入居者と家主の交渉であり、仲介業者がその場で判断する内容ではないからです。
この場合、担当者がめんどくさがっているだけなので、すぐに担当者・会社を変えましょう。
敷金・礼金
敷金・礼金は、交渉の余地があります。
これも、賃料・共益費と同じく家主への交渉となる部分です。交渉内容もほぼ同じ。
しかし、礼金については注意しなければいけません。
礼金については、家主が設定している金額よりも多く仲介業者が上乗せしている可能性があります。
かならず複数社から相見積もりを取って確認しましょう。
ハウスクリーニング
ハウスクリーニングは、交渉の余地があります。
パターンは2つ。
- 入居時に取られるパターン
- 退去時に取られるパターン
入居時に取られるパターンの場合、内覧をした時に部屋がキレイだったら外してもらいましょう。
多くの場合は、前の入居者が退去した直後にクリーニングが入っています。
退去時に取られるパターンの場合、特約を外してもらいましょう。
そもそも、「ハウスクリーニングにかかる費用は、原則、家主が負担すべきもの」という記載が、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に明記されています。
しかし、「ハウスクリーニングにかかる費用は、入居者が負担する」等と特約に明記してあると、入居者が負担しなくてはならなくなる場合がありますので、交渉で外してもらいましょう。
鍵交換代
鍵交換代は、交渉の余地があります。
通常のキーシリンダーだったら、1~1.5万円で交換が出来ます。
これ以上の金額だったら、交渉した方がいいでしょう。
また、基本的には鍵交換代は入居時のみ認められます。
退去時の鍵交換代の請求は、滅多に認められることがありません。特約に書いてあっても無効になるケースが多いです。
保証会社加入料
保証会社加入料は、交渉の余地があります。
保証会社加入料は、保証人を立てる代わりに保証会社に保証を依頼するための費用で、家賃の50~80%程度を払うものです。
保証会社加入料自体は、家主と保証会社が契約しているものに付随している内容なので、入居者に会社を選ぶ選択の余地はありません。
しかし、この金額についても本来のものよりも多く上乗せされている場合があります。
もちろん多く取ったお金は、仲介業者のお小遣いです。
対策として、保証会社の負担がかかれたパンフレットを初期費用の見積もりと一緒にもらいましょう。
このパンフレット通りの金額が請求されていれば、問題ありません。
上乗せされていたら、交渉するか別の業者を使いましょう。
参考書籍:『家賃は今すぐ下げられる』
今住んでいる物件の家賃を下げる方法が主ですが、知っておくだけで得する賃貸に関する情報がたくさん紹介されています。
まとめ!初期費用を安くするための交渉項目を知ろう!
以上、まとめます。
賃貸物件の初期費用を安くするための交渉項目はこの3つ!
- 請求されたら絶対に拒否すべき項目
- 特に金額を下げやすい項目
- 交渉の余地がある項目
それぞれの具体的な内訳は、以下のとおり!
【請求されたら絶対に拒否すべき項目】
- 書類作成費
- 簡易消火器
- 害虫駆除費・抗菌・室内消毒
- 安心入居サポート
【特に金額を下げやすい項目】
- 仲介手数料
- 火災保険
【交渉の余地がある項目】
- 賃料・共益費
- 敷金・礼金
- ハウスクリーニング
- 鍵交換代
- 保証会社加入料
これらをしっかり知識として知っていれば、初期費用を10万円以上安く抑えることも可能です!
逆に言えば、知らなければ10万円以上ぼったくられているということですよ!
住宅にかかるお金は人生の3大支出の一つ!
しっかり知識をつけて、お金を守っていきましょう!
以上っ!
モアイでした。
この記事は、リベラルアーツ大学「両 学長」が配信している動画を、より多くの方に知ってもらうため文章にしたものです。(記事の構造上、元の動画と構成や表現が少し異なります)
該当の動画はこちらです↓
(20分16秒~37分40秒の部分)
ぜひご覧ください!
関連記事です。
日々の節約は、人生の支出を下げるとても尊い取り組みです。
生活支出 月45,000円の僕が、節約生活を継続させるコツを教えます。
モアイです。 支出を下げると、金銭的に人生がとても楽になりますよね。 ねこさん そうなんだけど、節約は難しくてなかなか続かないよ…… いぬさん 節約を継続させるコツがあったら知りたいです! […]
支出を減らすポイントは、家賃のように大きな所を減らすのが一番ですが、ちょっと手間がかかります。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
モアイです。
食費を年120万円節約できるの知ってました?
ねこさん
知りませんし出[…]
食費の節約なら、己の意志一つで実行可能!しかも年間120万円も節約できます!