モアイです。
ケーキのいちごは最後に食べるタイプです。
- 夏休みの宿題をやりたくない!
→ドリル系は最初の1週間で完済。日記、自由研究、絵は好きだったので楽しくやる。 - 高校受験でハラハラしたくない!
→学校の成績を上位キープし、生徒会長をやることで推薦入学。みんなが受験勉強してる中、のんびりゲームする。 - 社会に出てから苦労したくない!
→資格を取る、ボランティア等に積極的に参加するなどして就活無双。大企業に入社し、給与・福利厚生ともにまぁまぁ満足。配属された人事部の仕事が超激務であったことは除く。
を大切にしていきたいと思っています。
どれもが欠かせず大切なものですが、特に「豊かな”お金”」を得ることに関しては、少しでも早くからの行動としっかりとした戦略が必要です。
そのためには、自分の価値観と向き合い、どのような人生を送りたいのか・どのような方法を好むのかなどを整理することが必要だと思っていました。
ということで、僕の今時点(2019.7)での「豊かな”お金”」の目標と戦略をまとめました。(特に今回は「老後資金の確保」と「FIRE」の話です)
あとで楽をするためには、今の苦労はいとわない。
将来の自分と、読んでくれた誰かの参考になれば嬉しいです。
「豊かな”お金”」の目標
「豊かな”お金”」に関して、僕の目標は「老後資金の確保」と「40代でのFIRE」です。
FIREとは以下のとおりです。
Financial Independence, Retire Early の略で、経済的独立と早期退職のこと
FIREとは経済的独立と早期退職で、それを40代までに達成するのが目標です。
「老後資金の確保」を加えてまとめると、具体的には以下のような状態を目指します。
- 老後資金の確保
- 給与(事業)所得+不労所得>生活支出
- 週に2~3日楽しく働く
- 給与(事業)所得で月収10万円
- 不労所得で月収5万円
それぞれ、もう少し細かく説明していきましょう。
1.老後資金の確保
このテーマだけは、60代以降を想定してます。
2019年6月、金融庁により「人生100年時代には定年退職後に2000万円が必要」という報告書がまとめられました。
自分のお金は自分で用意しなければならないというのは前々からわかっていたことですが、改めて示されるとやはり少し怖くもなります。
とくに僕は「いちごは最後」「のちのち苦労したくない」という価値観ですので、体力や時間に余力がなくなる老後に、自身の資金の不安を抱えるというのは絶対に耐えられません。
そのため、少しでも早いうちから老後資金を確保しておく必要があります。
2.給与(事業)所得+不労所得>生活支出
以下の2~5は40~50代を想定しています。
まず、給与(事業)所得と不労所得を合わせた収入が、生活支出を上回る状態を目指します。
現状、僕の生活支出はかなり少ないです。
- 家 賃:25,000円。(社宅住み。朝食・夕食・光熱水費込み)
- 交通費:18,000円(実質±ゼロですが、一応計算)
- 昼食代:2,000円(かなり多めに見積もってこれです。本当は1,200円くらい。バナナ最高)
- 自由費:20,000円(好きに使うお金。主に交際費。ここから本やヘアカット、洋服代も出す)
- 積立費:10,000円(何かの時の積立。冠婚葬祭や自由費の補填など)
- 趣味代:0~5,000円(読書は図書館、運動は自宅ジム、ゲームは中古・フリープレイ、キーボード演奏等、趣味にはそんなにお金がかからない)
- スマホ:0円(楽天モバイル
をポイント払い)
合計:80,000円
このように生活支出がまぁまぁ低く抑えられていることで、すでに給与所得>生活支出は余裕で達成できています。
名著『となりの億万長者』でも、普通の人が億万長者になる方法は「収入よりもはるかに低い支出で生活する」ことだと示されています。僕も現在の生活を続ければ、将来にわたって貯金だけでもそれなりの額を貯めることができるでしょう。
しかし問題は、現在のサラリーマン生活が僕の価値観に全く合っていないということです。
大企業の給与や福利厚生は確かに魅力的ですが、それを考慮しても「週5日、定年(あるいはその先)まで働く」というのは僕には理解できません。出勤初日にそう思い、それから5年以上が経ちますが、アラサーになった今、より一層その気持ちは強くなっています。
そして数年間働いてきて、僕が楽しく働けるのは週2~3日だと理解しました。週の半分は自由にしたい。そのため、給与(事業)所得を下げてでも週の仕事は2~3日に抑えたいのです。
※週に2~3日働くというのが今の会社に雇用されている形で実現できるかはわかりません。なので独立も考慮し(事業)としています。
3.週に2~3日楽しく働く
述べた通り、僕は今サラリーマンとして週5日働いていますが、この生活スタイルは自身の価値観と全く合っていません。
自分のための自由な時間が足りていない。有給休暇はフルに消化していますが、自由な時間はまだまだ足りません。
とはいえ、完全に仕事をしない状態も違うと思っています。安心安全な給与所得は大きな魅力ですし、働くことは自分のスキルアップにもなります。そして、仕事を通じて誰かの幸せに貢献できるのはとても嬉しいことです。
そこで、週2~3日楽しく働くライフスタイルにしたいと思います。
ポイントは「楽しく」という点ですね。働くことはお金を得ることですが、同時にやりがいや自己実現の場でもあるからです。
理想はカウンセラーとして委託されるようになることです。僕は人事部のことは好きではありませんが、人事の仕事の中の「相談業務」や「カウンセリング」は好きですし、やりがいのある分野だと思っています。今回は詳しくは触れませんが、キャリアカウンセリングの専門性を高めていき、35歳までには資格を取りたいと計画しています。
4.給与(事業)所得で月収10万円
週に2~3日働くというライフスタイルにすることは、現在得ている給与所得を大幅に下げるということです。
独立し成功できれば、あるいはサラリーマンよりもはるかに多くの報酬を得ることはできるかもしれません。しかし、目標設定としては厳しめに見ておき、今の収入よりも下がると想定しておいた方がいいでしょう。
週に2~3日で月収10万円というのはかなり現実的な数字だと思っています。これは自給1,500円で1日8時間働けば、12,000円×週2日×4週で96,000円になるという計算に基づいています。(大学生の頃に塾講師のアルバイトをしていましたが、採用当初の働き方・月収がこのくらいでした。)
10万円あれば既に現在の生活支出は上回りますが、今の生活支出は25,000円で家賃・朝食夕食代・光熱水費をまかなえている環境に支えられています。働き方を変える以上、この環境は享受できなくなるでしょう。家賃・朝食夕食代・光熱水費は最低70,000円はみておきたいところです。
そうすると70,000円-25,000円で、差額の45,000円が現在の生活支出から増えることになりますので、毎月125,000円が必要となってきます。これは週に2~3日働く給与(事業)所得ではカバーできません。
そのために、不労所得で月収5万円が必要になってきます。
5.不労所得で月収5万円
不労所得で月収5万円。ここでいう不労所得とは具体的には株式投資の配当所得です。
月収5万円の配当所得は、株式投資を全く知らないと「むずかしそう」「リスキー」というイメージを抱かれがちですが、時間をかければそれほど難しいことではありません。
月収5万円の配当所得は2000万円を利回り3%で運用することで達成できる目標です。
利回り3%という数字は、過去の株価指数からいえばかなり低めに見積もっている数字です。
僕が投資の中心に据えている株価指数はS&P500です。
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数(Wikipediaより)
- ざっくりアメリカ全体の株価指数
- 過去のデータからみると、15年以上保有するとどんなに最悪の時期に買ってもほぼ100%の確率でプラス収益
- 過去5年の利回りは11.5%
- 過去10年の利回りは7%
- 過去50年の利回りは9.7%
このS&P500を株式投資のコアとすることで、時間をかければ比較的現実的に月収5万円の配当所得は達成できると考えています。
そして不労所得で月収5万円を得られれば、給与(事業)所得10万円と併せて月収15万円を確保できます。
これは月の支出を上回り、さらに余剰資金を作ることができます。この余剰資金はキャッシュフローとしてもいいし、投資に回してもいいでしょう。
このような状態を僕のFIREとして、40代のうちにそれを達成したいのです。
そして、「老後資金の確保」を加えた
- 老後資金の確保
- 給与(事業)所得+不労所得>生活支出
- 週に2~3日楽しく働く
- 給与(事業)所得で月収10万円
- 不労所得で月収5万円
この状態を、豊かな”お金”の目標としています。
豊かな”お金”を達成する具体的な戦略
- 資産最大化(老後資金の確保)
→インデックスファンドへの投資のバイ&ホールド - キャッシュフロー増加(40代でのFIRE)
→高配当株ETFの投資のバイ&ホールド
この方法により、豊かな”お金”を獲得します。
1.資産最大化(老後資金の確保)
資産最大化(老後資金の確保)はインデックスファンドへの投資のバイ&ホールドで行います。
- 指数に連動する投資信託(インデックスファンド)に投資する
- 買ったら持ち続ける(バイ&ホールド)
- 市場の成長によるインカムゲイン(運用益)のみ狙い、キャピタルゲイン(売却益)は狙わない
- 利益は再投資し続ける
- これを「積み立てNISA」と「iDeCo」で行う
僕の投資先は「楽天VTI」です。
※厳密には楽天VTIの目指す指数はS&P500ではなくCRSP USトータル・マーケット・インデックスですが、この二つは正直あんまり変わらない(と思ってます)。
この楽天VTIを「積み立てNISA」で月33,333円、「iDeCo」で12,000円、計45,333円を積み立てています。
楽天VTIの期待利回り5%だとすると、20年の積立で約1900万円(元本約1000万円、運用益900万円)となります。
また、FIRE達成後には新たな元本投資はiDeCoで5,000円のみ入金し、分配金の再投資のみを行います。実際に取り崩すのは30~40年後。その間にさらに大きな資産に成長することを期待しています。
※iDeCoは基本的に60歳まで入金が必要で、最低入金額は月5,000円。
これだけでも資産最大化(老後資金は確保)はできそうです。前述したように僕の生活支出は少なく、また結婚する予定もないので年金と併せて1900万円の運用益があれば十分に豊かな老後が送れそうです。
2.キャッシュフロー増加(40代でのFIRE)
キャッシュフローの増加(40代でのFIRE)は高配当株ETFへの投資のバイ&ホールドで行います。
- 高配当株で構成されたETF(投資信託みたいなもの)に投資する
- 買ったら持ち続ける(バイ&ホールド)
- 市場の成長によるインカムゲイン(運用益)のみ狙い、キャピタルゲイン(売却益)は狙わない
- 利益は再投資し続ける
僕の投資先は「VYM(バンガード米国高配当株式ETF)」と「HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)」です。
どちらも税引き後利回り3%前後の超・優良ETFです。
それぞれ年間80万円ずつ、計160万円を投資しています。
両ETFの税引き後期待利回りを3%だとすると、10年後には元本の1600万円分だけで48万円の配当、つまり月収4万円の配当所得となります。
また、四半期ごとの分配金を再投資することの複利効果により、10年後には月収5万円に届く配当所得が期待できます。
これにより、キャッシュフロー増加(40代でのFIRE)の可能性は上がりそうです。
めざせ!「老後資金の確保」と「40代でのFIRE」!もちろん今を楽しむことも忘れずに^^
改めてまとめると、
- 老後資金の確保
- 給与(事業)所得+不労所得>生活支出
- 週に2~3日楽しく働く
- 給与(事業)所得で月収10万円
- 不労所得で月収5万円
という状態を
- 指数に連動する投資信託(インデックスファンド)に投資する
- 買ったら持ち続ける(バイ&ホールド)
- 市場の成長によるインカムゲイン(運用益)のみ狙い、キャピタルゲイン(売却益)は狙わない
- 利益は再投資し続ける
- これを「積み立てNISA」と「iDeCo」で行う
- 高配当株で構成されたETF(投資信託みたいなもの)に投資する
- 買ったら持ち続ける(バイ&ホールド)
- 市場の成長によるインカムゲイン(運用益)のみ狙い、キャピタルゲイン(売却益)は狙わない
- 利益は再投資し続ける
の方法で目指すということです。
行動し始めたばかりですし、勘違いや甘い認識はあると思います。まだまだ勉強も経験も足りません。
けれど、自分なりに目標を立て、その行動を始めたことは僕にとっては本当に嬉しいです。「目標」は生きるための指針や原動力となり、日々の活力やモチベーションとなります。
そして人生の中盤~後半で、美味しくいちごをいただきましょう。
買った瞬間に負けるギャンブルなんだ!そんなことはわかってるんだ!でも……。
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